ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんが死去

ちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこさんが8月15日に乳がんで亡くなりました。
53歳ということでまだ若いのと、さくらももこさんはこれからもずっと漫画を書き続けてくれるだろうと思っていたので、今回の訃報は驚きました。

ちびまる子ちゃんは昔から愛されているアニメで、小さい頃からよく観ているアニメでした。
面白くて、心温まるストーリーで気楽に観れるアニメなので、元気が無い時とか気持ちを落ち着かせたい時に癒しを貰っていました。

また、さくらももこさんはエッセイ本も出版されていて、その中で特に「もものかんづめ」というエッセイ本の中で「お茶っ葉で水虫を治した話」が衝撃過ぎて今でも覚えています。
ストーリーが面白くて、それでもって優しく語りかけてくれているような感じで、読んでいて気持ちが癒されます。

読者と同じ目線で語りかけているような文章やところどころツボに入るくらいに笑えるところがあったりして、こんな文章をよく考えるなと感心します。

そんな、さくらももこさんの文章が好きで、エッセイ本は学生の頃からずっと読んでいて、何度も何度も読み返すほど大好きです。
そうした作品がもう読めなくなってしまうと思うと、とても悲しいです。

鬱になってしまって、何に対してもやる気が持てずに「もう死んでしまいたい」と思った時に救ってくれたのがさくらももこさんのエッセイとちびまる子ちゃんでした。
ゆるくて笑えるストーリーが心に染みて、優しくて分かりやすい文章がずさんだ心を癒してくれました。

さくらももこさんのエッセイ本やちびまる子ちゃんは自分が辛い時に元気をくれ、パワーの源でありました。

もし、さくらももこさんのエッセイ本やちびまる子ちゃんに出会っていなかったら、今の自分は無かったと思います。
それくらい、さくらももこさんの作品には自分の人生の中で強い思い入れがあります。

アニメやエッセイ本の出版だけでなく、息子さんと一緒に絵本を出版したり、作詞活動など精力的に幅広く活躍されており、バイタリティあふれる方で凄いと尊敬する人でした。

さくらももこさんは辛いことも辛いと思わないように、自分のペースを大切に精力的に自分の好きなことをして生きる姿が素敵でした。

小さい頃から漫画家になるという夢があって、その夢をずっと諦めず、結果として色々な作品を世に送り出し、ちびまる子ちゃんのような国民的アニメを作りだし、夢に向かって努力をして頑張っていれば、さくらももこさんのように夢をつかめるかもしれないと前向きにさせてくれます。

さくらももこさんのように諦めないで、腐ることなくこれからの人生悔いのないように生きていこうと改めて思いました。

ご冥福をお祈りいたします。